LGエレクトロニクス・ジャパンから発表された「CINEMA 3D」シリーズのタッチ&トライイベントに参加して参りました。
イベントが始まる前にこの3Dテレビで映し出される映像を見てはじめに感じたのは「とても映像が明るい」「画像が緻密」という2点です。
この2点についてはイベントが始まり、製品に対する説明を聞いて納得しました。
CINEMA 3Dはよく電気屋さんで目にする3Dテレビで採用されている「アクティブシャッター方式」と違い「FPR(フィルム・パターン・リターダー)方式」を採用しています。
アクティブシャッター方式は左右の眼にはいる画像を高速に切り替えて表示します。そのため画面が暗くなったり、画像のチラつきやブレが発生するので鮮明な画像として観る事ができません。
しかし、「FPR方式」 では右目用と左目用の画像を同時に表示させているので、明るくチラつきやブレが発生しない画像を観る事ができます。
この左目用・右目用の画像を分けるために液晶パネルスクリーンと3Dメガネのレンズ上に円偏光フィルターが貼られています。
3Dメガネはレンズ状に円偏光フィルターが貼られているだけなのでアクティブシャッターメガネに比べ非常にシンプルな構造になっています。
従来のアクティブシャッターメガネが40gなのに対し、CINEMA 3DのFPRメガネは16gしかありません。
メガネを構成している部品にかんしてもこれだけの違いがあります。
左がアクティブシャッターメガネで右がFPRメガネです。
ワシのように日頃からメガネをかけている人にとってそのメガネの上から3Dメガネをつけるのは煩わしく感じていたのですが、このFPRメガネならレンズにフィルターフィルムを貼っているだけなのでこのようなクリップオンタイプのもので3D映像を楽しむ事ができるのが嬉しい点です。
このメガネは偏光フィルムが貼られているだけなので、このメガネをかけたままトイレにいったり冷蔵庫へ飲み物を取りに行ったりとテレビを見る事以外のことを行ったとしても全く違和感がありません。
市販されている偏光サングラスをかけているのとおなじ感じです。
また、 ソファー等に寝そべりながらテレビをみても3D映像を楽しむ事ができるのも嬉しいですね。
3D以外の機能としては、地上波デジタル・BSデジタル・CS110°のチューナーを2系統搭載しているので本体にUSB-HDDを接続すれば観ている裏番組を録画する事も可能です。
ただし、2番組同時録画は出来ないので注意が必要です。
タッチ&トライの時間にこのメガネを装着して3D映像を楽しんでいたのですが、普通にテレビを見ていることに関しては目が痛くなったり頭が痛くなったりする事は有りませんでした。
ただ、ゲームなど画面が激しく動くものを集中してみていると目が疲れてきました。
この辺りは個人差があるので、実際の商品を店頭で試してみるのがよいと思います。
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